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クモハ223形0番台 (登場時) | サハ223形0番台 (登場時) | モハ223形0番台 (登場時) | クハ222形0番台 (登場時) | クモハ223形0番台 (登場時/中間連結用) | クハ222形0番台 (登場時/中間連結用) |
クモハ223形100番台 (荷物室設置) | クモハ223形2500番台 | クハ222形2500番台 | クモハ223形2500 番台(中間連結用) | クハ222形2500番台 (中間連結用) | |
クモハ223形0番台 (現 在) | サハ223形0番台 (現 在) | モハ223形0番台 (現 在) | クハ222形0番台 (現 在) | クモハ223形0番台 (現 在/中間連結用) | クハ222形0番台 (現 在/中間連結用) |
関西空港の開業に合わせて造られた近郊型電車です。221系を基本に1+2列シート,VVVFインバーター制御などが採用されました。また,空港連絡列車らしく,英語と日本語の2カ国後放送が流れるほか,車内放送の前にはチャイムが鳴るようになっています。 登場時は京橋・JR難波・天王寺始発の関空快速(後に京橋始発で停車駅の少ない関空特快「ウイング」も登場),日根野と関西空港間のシャトル列車だけでなく,阪和線の普通や快速にも使われました。 現在は紀州路快速(京橋〜和歌山間)の登場で,編成を6+2の8連から5+3の8連に変更しています。編成を変更する時に先頭車が足りなくなったため,JR神戸線・京都線で走る新快速用の223系2000番台の内装や塗装を0番台に合わせた2500番台4両を製造しました。 223系0番台・2500番台の編成図 ←京橋・天王寺 関西空港・和歌山→ (登 場 時) Mc223-T223-T223-M223-T223-Tc222・・・6連口 Mc223-Tc222・・・2連口 ( 現 在 ) Mc223-T223-Tc222+Mc223-T223-M223-T223-Tc222 Mc223-T223-Tc222+Mc223(2500)-T223-M223-T223-Tc222(2500) (2500)は2500番台車を意味します。 |
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クハ111形5000番台 | モハ113形・モハ112形5000番台 | クハ111形5300番台 | サハ111形5000番台 |
クハ111形5000番台 (新製冷房車) | モハ113形・モハ112形5000番台 (新製冷房車) | クハ111形5300番台 (新製冷房車) | クハ111形5000番台 インバータークーラー車 |
クハ111形7100番台 | モハ113形・モハ112形7000番台 | クハ111形7000番台 | サハ111形7000番台 |
JR京都線,神戸線(東海道・山陽本線)の快速を始め湖西線,草津線,嵯峨野線(山陰本線京都口)に使用されている113系です。塗装は湘南色と呼ばれるオレンジと緑色のツートンです。近年は徹底したリニューアルを受けた車両も登場するなどなかなか目が離せない系列です。ただ,車両が車両なだけに経年廃車も多数出ています。 なお,近畿圏を走る113系は110km/h走行が出来るように高速対応工事が施されています。改造に伴い,車番も原番号+5000となっていますので,「113系5000番台」と呼んでいます。JR東海の「113系5000番台」はインバータークーラー搭載車なので意味合いが異なります。ここでは0番台から改造された5000番台車とシートピッチ改良車である2000番台を改造した7000番台車を紹介しています。実車は主に網干総合車両所(神ホシ)と京都総合運転所(京キト)に配置されているほか,宮原総合運転所(大ミハ)にも少数ながら配置されています。また,一部のモハユニットはブレーキてこの改造をうけた車両がいます。改造を受けた車両の車番が変更(5000番台は6000番台に,7000番台は7500番台にそれぞれ変更)されています。 編 成 図 ←大垣・長浜・柘植・永原 草津・福知山・播州赤穂・上郡→ 7連口 Tc111-5000-M113-5000-M112-5000-T111-5000/7000-M113-5000-M112-5000-Tc111-5300 6連口 Tc111-5000-M113-5000-M112-5000-M113-5000-M112-5000-Tc111-5300 4連口 Tc111-5000-M113-5000-M112-5000-Tc111-5300 |
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クハ111形5000番台 | モハ113形・モハ112形5000番台 | モハ113形・モハ112形5000番台 霜取りパンタ増設車 | クハ111形5300番台 | |
クハ111形7100番台 | モハ113形・モハ112形7000番台 | モハ113形・モハ112形7000番台 霜取りパンタ増設車 | クハ111形7000番台 | サハ111形7000番台 |
JR京都線,神戸線(東海道・山陽本線)の快速を始め湖西線,草津線,嵯峨野線(山陰本線京都口)に使用されている113系です。こちらでは前述の113系の車両の中で比較的経年が浅い車両を中心にリニューアル工事を受けた車両を紹介します。塗装は従来の湘南色(オレンジと緑)からJR西日本独自の塗装になりました。リニューアル工事に関連しての車番変更はありませんので,鉄道雑誌で見るような表からでは探しにくいのが実情です。リニューアルの内容は座席をそれまでのボックスシートから223系並の転換クロスシートにした事や蛍光灯の配置の変更,トイレが付いている先頭車には車いすスペースも設置されています。車体の方も通風機の撤去や雨樋を隠したり,押しボタン設置による一部と袋窓の閉鎖や縮小などが行われています。 実車は4連・6連・7連とあり,6連は固定編成,7連は中間車のみ,4連は固定編成と中間車のみとがあります。配置は他の113系5000番台・7000番台同様,網干総合車両所(神ホシ),京都総合運転所(京キト),宮原総合運転所(大ミハ)に配置され,運用も共通となっています。また,一部のモハユニットはブレーキてこの改造をうけた車両がいます。改造を受けた車両の車番が変更(5000番台は6000番台に,7000番台は7500番台にそれぞれ変更)されています。 編 成 図 ※7連口・4連口の太字がリニューアル車です。その他は全車リニューアル車です。 ←大垣・長浜・柘植・永原 草津・福知山・播州赤穂・上郡→ 7連口 Tc111-5000-M113-5000-M112-5000-T111-7000-M113-5000-M112-5000-Tc111-5300 〃 Tc111-5000-M113-5000-M112-5000-T111-7000-M113-5000-M112-5000-Tc111-5300 〃 Tc111-5000-M113-5000-M112-5000-T111-7000-M113-5000-M112-5000-Tc111-5300 6連口 Tc111-5000-M113-6000/7500-M112-6000/7500-M113-7500-M112-7500-Tc111-5300 〃 Tc111-7100-M113-7500-M112-7500-M113-7500-M112-7500-Tc111-7000 4連口 Tc111-5000/7100-M113-5000/7000-M112-5000/7000-Tc111-5300/7000 〃 Tc111-5000/7100-M113-7500-M112-7500-Tc111-5300/7000 |
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クハ111形5000番台 | モハ113形・モハ112形5000番台 | クハ111形5300番台 | |
クハ111形5000番台 (新製冷房車) | モハ113形・モハ112形5000番台 (新製冷房車) | クハ111形5300番台 (新製冷房車) | クハ111形5000番台 インバータークーラー車 |
クハ111形7100番台 | モハ113形・モハ112形7000番台 | クハ111形7000番台 | |
阪和線・きのくに線(紀勢本線)用の113系で,日根野電車区(大ヒネ)所属です。阪和線投入当初からこのアイボリーに青の帯(通称:新快速色)でした。新快速色の由来は昭和47年3月のダイヤ改正からで昭和53年10月のダイヤ改正で快速になるまでの間,阪和線の「新快速」に充てられていたことに因ります。もう1つ由来があり,東海道・山陽本線の新快速用の153系がこの塗装だったことにも因ります。当時としては貴重な冷房車を投入し,速さも特急電車並みだったそうです。 現在も阪和線・きのくに線直通電車やきのくに線内の電車に充てられています。比較的新しい車両はリニューアル工事を受けた上で網干所など東海道・山陽本線系の快速に転出しています。代わりに本線系の車両基地から阪和線快速色に塗られて転入してきています。一時期は湘南色のまま運用に就いていた編成もあったようです。東海道・山陽本線の113系同様,110km/h対応工事が施されていますので,車番は原番号+5000になっています。 編 成 図 ←天王寺 和歌山・白浜・新宮→ 6連口 Tc111-5000/7100-M113-5000/7000-M112-5000/7000-M113-5000/7000-M112-5000/7000-Tc111-5300/7000 4連口 Tc111-5000/7100-M113-5000/7000-M112-5000/7000-Tc111-5300/7000 ※8連は4連2本を繋いだ形です。 |
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クハ111形0番台 | モハ113形・モハ112形0番台 | クハ111形300番台 |
クハ111形0番台 (新製冷房車) | モハ113形・モハ112形0番台 (新製冷房車) | クハ111形300番台 (新製冷房車) |
クハ111形2100番台 | モハ113形・モハ112形2000番台 | クハ111形2000番台 |
関西線・奈良線用の113系で,投入当初は阪和線快速色と同じ鳳電車区(当時の記号は天オト),そして後に日根野電車区(当時は天ヒネ)へ転属して,奈良電車区(当時は天ナラ)へとやってきました。塗り分けは阪和線快速色と同じで塗装はアイボリーと朱色です。この朱色は奈良の春日大社にちなんだもので,「春日塗り」と言う名前が付けられていました。 走行線区は関西線・奈良線の他に大阪環状線・和歌山線・桜井線がありました。特に大阪環状線直通は現在の「大和路快速」と全く同じです。晩年は6連から4連に減車され,奈良線・和歌山線・桜井線で走っていました。また,阪神大震災のあとには福知山線へ応援に行ったこともあります。廃車,改造,転属と各車様々な運命をたどってこの塗装は消滅しました。消滅したのが平成7年頃です。そのせいか110km/h対応工事は施されていません。 編 成 図 ←大阪・湊町・奈良 奈良・京都→ 6連口 Tc111-0/2100-M113-0/2000-M112-0/2000-M113-0/2000-M112-0/2000-Tc111-300/2000 4連口 Tc111-0/2100-M113-0/2000-M112-0/2000-Tc111-300/2000 ※湊町は現在のJR難波です。 |
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クハ111形800番台 | モハ113形800番台 | モハ112形800番台 | クハ111形800番台 |
クハ111形800番台 インバータークーラー車 | モハ113形800番台 インバータークーラー車 | モハ112形800番台 インバータークーラー車 | クハ111形800番台 インバータークーラー車 |
クハ111形800番台 簡易冷房車 | クモハ113形800番台 簡易冷房車 | クモハ112形800番台 簡易冷房・ダブルパンタ車 | クモハ112形800番台 簡易冷房車 |
クモハ112形800番台 インバータークーラー車 | クモハ112形800番台 | クハ111形800番台 インバータークーラー車 | |
福知山線用の113系です。昭和61年の山陰本線城崎電化の時に誕生したのがこの800番台です。配置は福知山運転所(福フチ)です。初期形車に耐寒耐雪対策を施しています。改造の種車には阪和線や関西線の快速色の車両もいました。登場時の塗装は福塩線塗装とうり二つの黄色に青帯と言う出で立ちでした。この塗装は雪が降っても識別しやすいようにと言う意味があったようです。画像のような塗装になったのはJRになってからです。また,非冷房車が多かったため,後にインバータークーラーを使った冷房改造が行われました。 現在はクモハ同士の2連は湘南色+白帯で5800番台に,3連口の殆どは2連口の3800番台になりました。さらに4連口1編成が110km/h運転対応工事を施されて京都総合運転所へ転属し,塗装も湘南色になりました。こちらは5800番台となっています。近年は福知山から大阪へ出る運用も少なくなり,大阪近辺でこの塗装の113系を見かける機会が少なくなりました。 編 成 図 ←大阪 城崎→ 4連口 Tc111-800-M113-800-M112-800-Tc111-800 Tc111-800-M113-800-Mc112-800+Tc111-800 など 3連口 Tc111-800+Mc113-800-Mc112-800 Tc111-800-M113-800-Mc112-800 など |
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クモハ113形・クモハ112形5300番台 | クモハ113形・クモハ112形5800番台 | クモハ115形・クモハ114形6500番台 |
クモハ113形・クモハ112形5300番台 (ダブルパンタ) | クモハ113形・クモハ112形5800番台 (ダブルパンタ) | クモハ115形・クモハ114形6500番台 (ダブルパンタ) |
福知山を中心に舞鶴線や山陰本線で活躍している113系・115系です。ここでは3タイプをまとめてご紹介します。どの系列も亀岡や園部で京都所の113系と併結して京都へ行く運用もあります。 1.113系5300番台・・・ワンマン運転がし易いように運転室寄りのドアを移設しています。そのため,ドアの後は戸袋窓が2つ続く格好となっています。また,塗装は湘南色ですが,オレンジと緑の境目に白帯が入れられているのもアクセントです。一部のクモハ112形には霜取りパンタを増設してあります。 2.113系5800番台・・・こちらも塗装は5300番台と同じ「湘南色+白帯」ですが,800番台の改造車です。そのため,ドアの移設は行っていません。この系列もワンマン運転に対応しています。この5800番台も霜取りパンタを増設したクモハ112形がいます。 3.115系6500番台・・・元網干所所属の115系をリニューアルの上,舞鶴線に投入した車両です。運用上113系と同じと言うこともあるようです。この115系6500番台もワンマン運転対応車です。塗装はご覧の通り西日本リニューアル色です。この系列にも霜取りパンタを増設したクモハ114形がいます。 編 成 図 ←京都 城崎→ Mc113-5300/5800-Mc112-5300/5800 Mc115-6500-Mc114-6500 |
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クハ115形0番台 | モハ115形・モハ114形0番台 | クハ115形0番台 | クハ115形 (分散型クーラー4基搭載車) |
クモハ115形・クモハ114形550番台 | クハ115形 (分散型クーラー6基搭載車) | ||
クハ115形2100番台 | モハ115形・モハ114形2000番台 | クハ115形2000番台 | クハ115形 (分散型クーラー4基搭載車) |
クハ115形3100番台 | モハ115形・モハ114形3000番台 | クハ115形3000番台 | クハ115形 (分散型クーラー6基搭載車) |
広島を中心に呉線や山陽本線などで活躍している115系です。広島地区の115系は旧型車置き換えで配置されました。その頃の塗装は湘南色でしたが,3000番台が登場すると3000番台の塗装(画像の塗装)に変更されました。それが現在の瀬戸内色です。関西圏から転属してきた103系もこの塗装になっています。ちなみに,瀬戸内色の3000番台は数年前に広島快速色に変更されました。 この瀬戸内色の115系の配置は広島運転所(広ヒロ),下関地域鉄道部(広セキ)です。特に下関配置の車両は改造車が多く,趣味的に面白いものが揃っています。そのうちの分散型クーラーAU13形を搭載したクハ115形をご紹介します。4基搭載と6基搭載の2種類があります。4基搭載車は扇風機併用,6基搭載は扇風機無しとなっています。他にも中間電動車改造のクハ115形やサハ改造のクハ115形,クハ111形からの改造車などもいます。他には117系改造のモハ115形・モハ114形3500番台がいます。この3500番台はパンタグラフの位置が117系時代のままなので,従来の115系とは違う印象を与えています。 編 成 図 ←岡山 下関→ Tc115-0/2100/3100-M115-0/2000/3000-M114-0/2000/3000-Tc115-0/2000/3000 |